フォトダイアリー
PHOTO DIARY
台風から被害を防ぐ方法を考えよう 【5年2組理科研究授業】
2020.08.25
7月に5年2組で理科の研究授業が行われました。
今回の授業は「子どもたちが自分たちで進める授業とは ~ICT×理科×合成動画×アナログ=創造~」をテーマとした授業でした。授業では、子どもたちが授業で学んだ防災や減災の方法をもとに、今すぐにできる方法、2・3年でできる方法、この先の未来に向けてできる方法を話し合い、考え出していました。
「今すぐ台風が来るとしたら、避難所までのルートをしっかりと確保すればいい。」
「先にハザードマップを見て、危ないところを確認することが大切だよね。」
「住宅街や集落を大きなドームのような物で囲む方法はどうかな」
「東京の環七地下トンネルや地下河川をつくってみてはどうかな?」
「堤防の中に水路用の大きなトンネルを作って、水の流れるルートをたくさんつくればいい。」
「日本を大陸プレートから切り離して、台風が発生したときだけ移動させればいいんじゃない?」
子どもたちからは学習で身につけたことを発展させたり、社会科で学んだ治水の知識を発展させたり、今までに誰もが思いつかなかったような方法を思い巡らせたりしながら、災害を防ぐ方法を話し合っていました。
最後に、話し合った内容をiPadで撮影し、プレゼンテーション動画にまとめました。
この先の未来、子どもたちには「減災教育」が必要になってくるかもしれません。単元のまとめから、子どもたち自身がこの先の将来について深く考えることができる授業でした。